トレーニング

元選手としてノルディック複合の除外について思うこと

 

2030年ノルディック複合がオリンピックからなくなりました。

 

 

人気や大会全体の構成などを理由に、2030年大会では実施されないことが決まりました。

 

 

IOCの見解です。

もちろん、いろいろな事情があるのは分かります。

それでも、10年以上この競技を続けてきた僕には、どうしても受け入れられません。

そんなバカな話があるか。

 

 

「キングオブスキー」

 

 

 

ジャンプとクロスカントリースキーで勝敗が決まる競技

ジャンプは一瞬の技術と度胸。

クロスカントリーは何十分も限界まで追い込む持久力。

この真逆の能力をどちらも高いレベルで求められるから、「キングオブスキー」と呼ばれています。

競技性

ジャンプが良くても後半のクロスカントリーが遅ければ順位を落としてしまう。

逆も然りで、非常に順位の入れ替わりが激しい競技です。

これがまた面白い。

クロスカントリーが速い選手は平気で20人抜いたりします。

ジャンプで出遅れても最後まで諦めない理由がある。

だから最後まで結果が分からない。

後半の大逆転があるからこそ、見ていても選手としても非常におもしろい競技だと思います。

後半はアタック、集団、逃げ、追走など展開が様々。

自転車レースに似てると思います。

ただクロカンきついんで、心拍めちゃ上がります。

主観的かもしれない

10年以上この競技に打ち込んできた物から言わせると…

 

こんな面白い競技オリンピックから無くすなよ

 

ジャンプを飛ぶだけでも命懸け。

その直後に心拍190近くまで上げながらクロスカントリーを走る。

こんな競技、世界中探してもそうそうありません。

それなのに「人気がないから」の一言でオリンピックから消えてしまう。

10年以上この競技をやってきた人間として、本当に悔しい。

 

前を向けるか

 

ジュニアの子たちは、このニュースをどう受け止めただろう。

悔しい。

本当に悔しい。

でも、大人である僕たちが下を向いていたら、この競技はもっと苦しくなる。

この現実から目を背けず、前を向くしかない。

2034年、もう一度オリンピックの舞台にノルディック複合が戻ってくることを信じて。

 

 

 

 

ABOUT ME
BAGU
子育てに日々奮闘中な2児の父。自転車やランニングを愛してやまない男